ダイエット目的で加圧トレーニングを行う場合の頻度は?

一般的な筋力トレーニングと比較すると、加圧トレーニングは誰でも取り組みやすい運動で大きな効果が期待できます。医学的にも、大幅な血行の改善や成長ホルモンの効果が認められているので、幅広い年代の女性がダイエットやアンチエイジングの目的で取り組んでいます。

多くの女性が取り組んでいることで、美容雑誌や情報誌でも加圧トレーニングの記事を見かける機会が増えてきました。しかし、記事によってトレーニングの頻度や時間の情報にばらつきがあるので、トレーニングを行っている現場の最新の情報をまとめてみました。

ダイエットにおすすめの加圧トレーニングの頻度は?

加圧トレーニングがダイエットの目的で始める人たちから期待されていることはトレーニングを始めてから結果が出るまでの期間が短いこと。では、短期間で効果を実感するためにはどのくらいの頻度でトレーニングを行ったらよいのでしょうか?

よく言われているのが、加圧トレーニングを行ったら2日~3日は筋肉を休ませる必要があるから週に1回~2回行うということです。筋力アップが目的でトレーニングを行う場合にはこの頻度が正しいのですが、ダイエットの目的でトレーニングを行う場合、短期間で効果を実感するためにトレーニングの頻度を増やしても問題ありません。

ダイエットのトレーニングメニューは、基礎代謝をあげて脂肪が燃焼しやすいからだにすることを目的としているので、筋肉にダメージを与えるトレーニングメニューでなければ毎日行うことが可能です。トレーニングを始めたばかりの頃は、毎日行ってしまうと体力的に負担を感じる場合があるので、実際にトレーニングを行って自分の体力を見ながら徐々に増やしていくのがよいでしょう。

ダイエット目的のメニューでも、重りを使って筋肉に刺激を与えるものもありますから、そのようなトレーニングは毎日行ってはいけません。ジムに通っている方はトレーナーに相談して、毎日行っても問題のないトレーニングメニューを確認しましょう。自宅で行っている方は、加圧ベルトを購入したショップやサポートチームから情報を得て、安心して取り組めるトレーニングメニューを確認しましょう。

加圧トレーニングは、筋肉に刺激を与えるトレーニングメニューとからだに酸素を取りこむトレーニングメニューを組み合わせて毎日行うことで、短期間でダイエット効果を実感することが期待できるのです。

どのくらいの期間で効果が出るの?

「今度こそダイエットを成功させたい!」と加圧トレーニングを始めても、いつまでたっても効果が出なければトレーニングを続ける気力がどんどんなくなってしまします。いったいどのくらいの期間で効果が出るのか、トレーニングのモチベーション維持のためにもある程度の目安は知っておきたいところです。

トレーニングを行う方によって、体重と体脂肪の割合、痩せにくい体質なのかなどで効果を感じるまでの期間が違ってきますが、早い方では2週間程度です。時間のかかる方でも正しいトレーニングを行えば3ヶ月以内には効果が実感できるでしょう。

おすすめなのはトレーニングを開始したら、日々の体重と体脂肪の記録をつけることです。体重ばかりを気にして「減らないから効果がないのでは?」と考える人がいますが、大切なのは体脂肪の割合です。体重が変わらなくても体脂肪の割合が減っていれば、脂肪が分解されて筋肉の量が増えたということです。

筋肉が増えると基礎代謝があがって、脂肪の落ちやすい体質になります。血液の流れを制限して行う加圧トレーニングを続けていることで、徐々に脂肪を分解しやすい体質に変わってくるのです。トレーニングを始めてから、日常生活で汗をかきやすくなったり、冷え性に悩むことが少なくなったと感じたりしたら体質が変わり始めていると考えてください。

加圧トレーニングと有酸素運動の相乗効果

加圧トレーニングと有酸素運動を合わせて行うことでダイエット効果が格段に上がることがわかっています。加圧トレーニングを行うと大量の成長ホルモンが分泌されます。成長ホルモンは体脂肪に働いて体脂肪を燃焼しやすくします。成長ホルモンは加圧ベルトを巻いてトレーニングを行った15分後に分泌量がピークを迎えます。

その後、トレーニングで分泌された成長ホルモンが血液の流れに乗ってからだ全体にまわって体脂肪に働きます。体脂肪が元も燃焼しやすい状態になるのがトレーニング後、1~2時間経過した頃です。この、最も脂肪が燃焼しやすくなっている時間にあわせて有酸素運動を行うと、効率よく脂肪を燃焼させることができます。

加圧トレーニングが終わって約1時間後からウォーキングなどの有酸素運動を取り入れると体脂肪の割合が減少するスピードにも変化が見られるでしょう。この、成長ホルモンが働く時間帯にあわせて有酸素運動で脂肪を燃焼させるのが、加圧トレーニングと有酸素運動の相乗効果です。

有酸素運動だけでダイエットに挑戦して一時的には体重が減少しても、その後にリバウンドなどで失敗する例が多いのは体質が変わらないことが原因として考えられます。加圧トレーニングで体質改善を行って有酸素運動を行うのが、非常に効率のよい理にかなったダイエット方法だと思います。

食事で変わるトレーニング効果

食事のとりかたもトレーニングの効果に大きく影響してきます。ダイエットのためにトレーニングを頑張っているのに、食事のせいでトレーニングの効果を台無しにしてはいけません。トレーニングを行うときに注意したい食事のとりかたについて確認してきましょう。

食べ過ぎておなかがいっぱいの状態でトレーニングを行うのはダメ!というのは誰でも分かると思いますが、空腹の状態でトレーニングしたほうがいいのか、何か少し食べてから行った方がよいのか、判断がつきにくいです。結論から言うと、空腹でトレーニングを行うのはよくありません。空腹の状態でトレーニングを行うと血糖値が異常に低くなってからだの震えが止まらなくなったり、意識がもうろうとしたりする危険があるからです。

いつも通りに食事をして、2時間くらいあいだを空けてからトレーニングを開始するのが望ましいです。ただし食後2時間経っても、食べ過ぎて満腹感が残っているようならトレーニングは行わないようにしましょう。

また、ダイエット目的でトレーニングを行う場合はトレーニングが終わった後の食事に注意が必要です。トレーニングが終了してから数時間は脂肪の燃焼が続きますので、この間は炭水化物を控えることが望ましいです。個人差にもよりますが2時間~4時間は食事を避けるようにしましょう。

トレーニング後の食事はタンパク質をとるように心がけてください。筋肉をつくりあげる元となるタンパク質を含んだ大豆製品や肉や魚を積極的にとることで、成長ホルモンの働きを効果的に利用して筋肉がつきやすくなります。

まとめ

加圧トレーニングのダイエット効果をなるべく早く実感するためには、トレーニングの回数を増やすことも有効です。同じ加圧トレーニングでも筋肉を鍛える目的とではトレーニング頻度の考え方がまったく違うので、中途半端な知識を持った第三者から「加圧トレーニングを毎日やるなんてよくないよ」と言われるかもしれません。しかし新陳代謝を高めてダイエット効果を狙う目的で行う加圧トレーニングは毎日行ってこそ、早期に効果が実感できるのです。