加圧トレーニングをした後に出る赤い斑点て何?

もうすぐ真夏がやって来ます。今年も?今年こそ?プロポーションに自信を持って、肌見せファッションやステキな水着で夏を楽しみたいですよね。そのために、加圧トレーニングで引き締めを頑張っている人も多いはず。でも、頑張った時ほど、加圧ベルトを装着した部分にアザが出来たり、赤い斑点が発生したりして。もうめげてしまいそう…そんな風に思ったことはありませんか?特に赤い斑点は、広範囲になりやすいので、悩ましいですよね。このサイトでは赤い斑点の正体を突き止め、上手に付き合うコツを一緒に考えていきます。

赤い斑点の正体

全身にギュッと力を入れたり脱力したりする運動を繰り返すと、体がポカポカと温まってきますよね。そのメカニズムはこうです。まず力んで筋肉を緊張させることで、血流を一時的に制限するのです。次に、その状態から力を抜くことで筋肉が緩み、滞留させた血液を一気に全身に送りこむと、勢いに乗って末端の毛細血管まで血流が行き渡るのです。加圧トレーニングは、加圧ベルトを装着して筋肉に負荷をかけて行うトレーニングなので、当然、血流を一時的に制限する力も、毛細血管まで血流が行き渡る勢いも、より強くなるということです。

調べてみると、赤い斑点の正体は諸説あるようですが、正解はどれなのでしょう?

1.毛細血管まで血流が行き渡る際、勢いが強いと、毛細血管の末端の細い部分が破れて出血するから。
2.単純に、末端の血管にまで血流が行き渡るので、部分的に血色が良くなるから。
3.普段、使われていない毛細血管に血液が行き届くことによって、血小板が発生するから。

正解は1.のようです。出血すると言われると、なんだか怖いイメージがありますが、体に悪影響があるものではないので、心配する必要はありません。痛みや痒みを伴うものでもないので、トレーニングを続けることも可能です。ですが、できればそのようなトラブルは無いに越したことはありませんよね。

点状出血が出やすい人と出にくい人

特に女性は、一般的に血管が細い人が多いため、赤い斑点に悩まされることが多いのです。全治5日前後、夏の肌の露出の大敵であるこの斑点。点状出血と呼ばれています。加圧トレーニングにおいては、運動経験や慣れに関わらず、点状出血は起こり得ます。点状出血の様子は、個人的な体質の差や、その日の体調、トレーニングの強度や時間によって違ってきます。

体質のことで言えば、次のような人に点状出血が出やすいようです。生まれつき毛細血管が細い人、弱い人。冷え性で、筋肉が硬く、血行不良になりやすい人。体調面では、寝不足などで疲れていたり、筋肉疲労を起こしている時に出やすいとされています。

血管も筋肉ですので、鍛えることによって太く丈夫に発達し、また、新たな血管を誕生させる力もつけることができます。ですので、点状出血を起こしにくい人というのは、普段から意識して血管を使っている人ということになります。一見すると難しそうに思えますが、有酸素運動と筋肉トレーニングをバランス良く実践し、血液に良い食品を食事に取り入れること、これに尽きるのです。

点状出血は、加圧トレーニング特有のトラブルというわけでもありません。高強度のウェイトトレーニングを行なったり、身近な例で言うと女性が出産する時に力んだりする際にも、顔などに点状出血が出ることがあると言います。ということは、点状出血を伴う加圧トレーニングは、圧をかけるのは体の一部分でも、かかっている負荷は相当なものだということです。

内出血をしない加圧トレーニング

本格的な夏を前に、加圧トレーニングレッスンを行っている施設では、主に女性からの「点状出血をしないトレーニングの方法を教えて。」というリクエストが後を絶たないそうです。特に、加圧トレーニングにおいて、点状出血が起こりやすいのは腕。鍛えた二の腕でノースリーブをキレイに着たいという人は、必見です。

絶対に腕に点状出血を起こしたくないという人は、腕の加圧ベルトの圧を下げるか、思い切って外してしまいましょう。太ももにしか加圧しないというやり方だと、効果が薄れないかどうかが心配になるかもしれません。でも、大丈夫です。太ももは、全身の中で最も大きな筋肉です。そこだけに集中して圧をかけることによるメリットもあるのです。最も大きな筋肉を刺激することで、成長ホルモンもたくさん出ます。成長ホルモンは、脳が「ここを鍛えたい」と意識しているところに作用するものです。ですから、太ももと同時に腕を引き締めたい場合は、腕をひたすら意識しましょう。そうするだけで成長ホルモンの一部を、腕に回してあげることができるのです。腕にベルトをつけないことのメリットもあります。余分な負荷がないため、ムキムキマッチョにはなることはありません。太ももには点状出血は出ないの?と疑問に思った人もいるでしょう。太ももは、筋肉も骨の組織も大きな部分になりますので、実は、最も内出血が起こりにくい鍛えがいのあるパーツなのです。ですので、加圧トレーニングにおいても、太ももに斑点ができたという話はゼロではありませんが、あまり耳にすることはありません。

また、加圧トレーニングの種目によっても、内出血しやすいものとそうでないものがあります。インストラクターと相談しながら、無理のないメニューを組むことが大切です。

必ずプロのアドバイスを聞くこと

いずれにしても、加圧トレーニングはプロのインストラクターと、マンツーマンの形式でないとレッスンを行ってはいけない決まりになっています。ですので、赤い斑点が少しでも皮膚に現れたら、必ずインストラクターに相談するようにしましょう。特に、以下に当てはまる人は注意が必要です。

1.喫煙の習慣がある人
2.血小板の異常など、血管に持病がある人

こうした理由で、血管が縮まっていたりリスクがある場合には、決して無理なトレーニングを課してはいけないのです。逆に言えば、少ない圧でも効果は充分に出るのが、加圧トレーニングの良いところなのです。

ところがネット上には、「赤い斑点が出るのは、毛細血管に血流が行き渡った証拠で、頑張った証拠。むしろ喜んで良い」という的外れな情報が横行しています。確かに過度に心配するような現象ではないのですが、スポーツである以上、身体のどこかに変わった様子が見られたならば、休む、負荷を軽くする、といった措置を取るべきなのです。

ただし、慎重になる余りに、自分の実力以下の、軽い負荷のままで続けていてはいつまでも鍛えることはできません。そこの見極めが難しいのが加圧トレーニングなので、ぜひ、自分に合ったプロのインストラクターを見つけていただきたいと思います。

まとめ

いよいよ夏本番が迫ってきました!誰よりもキレイで健康でいるために、無理なく気持ちよく加圧トレーニングを頑張りたいものですね!そのためには、インストラクターと相談し、無理のないトレーニングメニューを組むことが大切です。

赤い斑点が出たということは、やはり身体に多少の負担はかかっているということなので、休ませる時間をとってほしいと思います。加圧トレーニングをずっと実践している人も、今から始めるという人も、身体をいたわりながら、常にリスクを頭において、良いトレーニングをしましょう。